#コミュモテ

『コミュ障だけどモテたい!』を実現した技術と思考法

性弱説で戦う、誹謗中傷に負けない方法

こんばんは、しゅんにぃやんです♪

 

今日はちょっと趣向を変えて、

 

『人間関係』に疲れた時の対策法

 

についてお話したいと思います。

 

ここ最近、『誹謗中傷』というワードがトレンドに入ってますね。

5月23日、プロレス団体スターダムに所属されていた木村 花選手が亡くなられました。

死因については言及されていませんが、

ネットでは『誹謗中傷による自殺』との見方が多く見られます。

 

これを機会に様々な著名人に対し、

コメントを求めるリプライが飛び交い、

見解を述べる方、沈黙を貫く方、法的措置を取るなど対処を宣言する方、

対応は様々です。

 

さて、前置きが長くなりましたが、

今回の件が本当に『誹謗中傷による自殺』であるならば、

現代のような情報化社会では、有名人だけが被る人災ではありません。

 

SNSが発達した時代では、この記事を読んでいただいているあなたも、

被害者にも加害者にもなりえます。

 

ここで重要なのは、

 

健全な人間関係を築くこと

 

それから

 

不健全な人間関係から逃げること

 

これに尽きると思います。

 

普段は『健全な人間関係を築くこと』について記事を投稿していますが、

今日は『不健全な人間関係から逃げること』についてお話しようと思います。

 

 

 

逃げることは悪か

 

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さて、タイトルの繰り返しになりますが、あなたに質問します。

 

『逃げる』ことは『悪』ですか?

 

僕たちは学生のころや社会人になってから、

あらゆる機会で『逃げるな!やり通せ!』などと言われます。

 

確かに、何かに対して、逃げずにやり通すことはカッコいいことだと思います。

また『継続は力なり』という言葉もあるくらいですから、

逃げずにやり続けることはメリットがありそうですね。

 

でも、ここで考えなきゃいけないのは、

 

「これを続けることが、本当に自分のためになるのか?」

 

ということです。

 

今回の件で言えば、

「誹謗中傷に耐え続けることが、本当に自分のためになるのか?」

です。

 

どうでしょう、耐え続けることで得れるメリットでありますか?

『メンタルが強くなる』とか?

 

これは僕の持論ですが、

残念ながら、メンタルは強くなりえません。

僕は『性弱説』論者でして、『人間は元来、弱い生き物である』と捉えています。

つまり『メンタルが強い人なんていない』と考えています。

 

ただ世の中には『誹謗中傷をものともしない人』もいます。

そういう人達は『メンタルが強い』わけじゃないなら、

気を病んでしまう人と何が違うんでしょう?

 

答えは単純で、

 

相手にしない

 

です。

 

言い換えると、

『誹謗中傷を耳に入れない』

『悪意から目を背ける』

『不必要な情報から逃げる』

これを徹底しています。

 

有名ホストのROLANDがこんなツイートをしています。

 

 

本当におっしゃる通りです。

ROLAND様はホスト業界としても異端児であり、

様々な誹謗中傷の対象とされてきましたが、

それでも今の立場を得るに至ったのは、

彼のこのような考え方に一因していると感じます。

 

長くなりましたが、『逃げる』というと少し響きが良くないかもしれませんが、

危険を察知して距離を取る、という1つの生存本能であり、

時に最善の手段となり得ることを理解しておかなくてはいけません。

 

生きるために逃げろ!!

 

 

『性弱説』的観点のアプローチ

 

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『性弱説』とは

 

先ほどのパートで『性弱説』というワードを出しました。

聞き馴染みのない言葉だと思いますので、解説します。

 

これはお笑い芸人で絵本作家で実業家の、

キングコング 西野亮廣さん』が提唱されている考え方なのですが、

孟子の唱えた『性善説』や、荀子の唱えた『性悪説』のように、

「人とは元来〇〇である」といった考え方のうち、

 

『人とは元来、弱い生き物である』

 

と捉えた考え方です。

 

例えばこの考え方でいうと、

世の中で起こる犯罪というのは、

「悪いことをしてやろう」という気持ち(性悪説)ではなく、

「悪いことだとわかってるけど、これをしたら自分の利益になる」という、

『システム』によって犯されている、という理解が出来ます。

 

つまり救われる手段として『犯罪』が選ばれてしまっている、ということです。

 

これは殺人や自殺も同じです。

何かの問題を『相手を殺す』ことでしか解決できない、

『自分を殺す』ことでしか解決できない、

と感じさせる『システム』の罪です。

 

ではどうすればこの『システム』を改善できるのか。

それは、

 

『犯罪』が救いにならない『システム』を作る

 

あるいは、

 

もっとクリーンに救われる『システム』を作る

 

の二択であり、どちらかというと後者のほうが建設的ですね。

 

また、今回のような悪意から身を護るためにはどうしたらいいか。

それは、

 

自分のための『システム』を構築すること

 

だと考えます。

ただ、急に「システムを作れ」と言っても難しいと思いますので、

具体的な方法をこれからご紹介します!

 

誹謗中傷に負けないようにするには

 

さて、前のパートで名前を出したROLAND様』

このパートで名前を出した西野亮廣さん』

両名の共通点は『実業家』であることと『異端児』であること。

 

そして『誹謗中傷に対して、強い耐性があること』です。

 

ではこの二方は初めから誹謗中傷に強かったのか?

僕はそうではないと思います。

だってお二人とも僕たちと同じ人間なんですから。

同じ土俵に立ち、同じ言葉を浴びせられれば、

同じように嬉しくなったり、悲しくなったり、ムカついたりするはずです。

 

でも、彼らは数多くの罵声を浴びながら平然としていられる。

それはなぜか。

 

『自分にとって有益ではない罵声には耳を貸さない』

 

という『システム』を作ったからだと思います。

 

西野さんはよく、「そんなことに使っている時間はない」と言います。

もちろんご自身がご多忙であることも原因だとは思いますが、

もし仕事がそこまでなかったとしても同じことを仰るでしょう。

本質的に、僕たちの限られた人生の中で、

『誹謗中傷に耳を貸し、気を病み、落ち込んでいる時間なんてない』んです。

 

また、ROLAND様は先ほど紹介したツイートの通り、

「最初から戦わない」「SNSはフォロー0」で、

そもそも情報を取りにいかないのです。

これによって誰に何を言われていたとしても、

自分の目には入らない『システム』を作ってます。

 

このように、『そもそも人間は弱い』と捉えておけば、

『戦わない』『逃げる』という選択肢をとって、

そのための『システム』を作る事も出来るのです。

 

負けたくないなら『戦うな』!!

 

 

『システム化』のやり方

 

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システム化のメリット

行動の『システム化』を行うと、様々なメリットがあります。

 

まず今回の件のような、

 

『悪意』から身を護る

 

ことも出来ます。

 

またそのほかにも、

 

・作業効率が上がる

・無駄な時間を省く

・良し悪しの判断が楽になる

 

など、私生活や仕事にとっても良い影響が出ます。

では、どのように『システム化』をすればいいでしょうか?

 

やらないことを決める

『システム化』を行う上では、

『何をするか』よりも、

 

『何をしないか』

 

を決めることが重要です。

 

今回紹介した中では、

 

『自分にとって有益ではない罵声には耳を貸さない』

 

であったり、

 

『他人をフォローしない=情報を取りにいかない』

 

であったり。

 

また例えば、有名な投資家のウォーレン・バフェットは、

 

『企業買収の際は、値下げ交渉に応じない』

 

ということを決めているそうで、

これによって、

 

・最初に高値で吹っ掛けてくる取引相手から距離を置く

・最初から適正価格で交渉されるため、スピーディに交渉出来る

 

というメリットを得ることに成功しています。

 

このように、人との関わり方のシステムを作る際には、

 

「〇〇な状況の場合、××はしない」

 

というような形でシステム化するといいでしょう。

 

やることよりやらないことを決めろ!!

 

 

まとめ

 

さて、今日は『不健全な人間関係から逃げること』についてお話ししました。

 

再三お伝えしていますが、逃げることは悪いことではありません。

それが命に関わるならなおさらです。

 

この度の木村選手の訃報はとてもショッキングなことでした。

情報化社会において、いつ当事者になるともわからないことです。

でもどこか他人事で『誹謗中傷を行った人』を責めるツイートがとても多い。

 

もちろん『誹謗中傷』自体は悪いことであり、

若き、そして弱き生き物である『人間』の希望を失わせてしまいました。

許されようはずもありません。

 

しかし、今回のことで我々がすべきなのは犯人捜しでも責任転嫁でもなく、

どこに『システムエラー』があり、どう改善すべきで、

どんな『システム』を作れば今後同じようなことが起こらないかを、

みんなで考えることです。

 

もう誰も泣かないですむ世界を、

みんなで笑って過ごせる世界を。

 

僕らなら出来ます。

みんな等しく弱い生き物ですから。

弱いからこそ、助け合える。

 

頑張りましょう!

 

最後に、木村花選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。